「自宅でパター練習したいけどパターマットがないし、どれがいいかさっぱり分からない。」
「ショットの練習に比べてパター練習は全く楽しくない。」
「ラウンドでの3パットをなるべく減らしたい。」
こんな悩みに答えます。
本記事の内容
- 楽しくパター練習するには平坦なパターマット
- パター練習が楽しくてやめられなくなる方法を紹介
- 3パットを減らすには距離感に磨きをかける練習をしよう
現在の僕はゴルフ歴はどっぷり3年ほど。現在のベストスコアは76で、平均スコアは84ほどの中級者ゴルファーです。ゴルフ歴1年ほどでパターの重要性を実感して、今では毎日楽しくパター練習をしています。パターは、飛ばせばいいわけではないので、ゴルフの中でも唯一プロにも勝てる可能性はあると信じています。というわけでさっそく見ていきましょう。
楽しくパター練習するには平坦なパターマット
一般的にパターマットと言えば、上のような、2mくらいのパターマットで途中から急激な登りでその先にカップがあって、ボールが自動的に帰ってくるタイプのパターマットを想像する方も多いのではないでしょうか。
ボールも帰ってくるし、カップもあるので、最初に購入するのは「これがいいのでは?」と思うのも無理はありません。事実僕も最初に購入したのはこのタイプのパターマットです。しかし、今現在僕がおすすめするのは、下の画像のような平坦なパターマットです。
その理由は下記の2点です。
- カップ付きのパターマットは芯で打つ練習しかできない
- 平坦なパターマットはグッズを併用して様々な練習ができる
ちょっと詳しく説明します。
カップ付きのパターマットは芯で打つ練習しかできない
先ほど述べたようにカップ付きのパターマットは、距離が短く、途中で急激な上り坂があって、その先にカップがあります。そのおかげで、いい具合にカップ付近で失速するので、多少方向が違っても、強すぎても届きさえすればほとんどカップインしてしまいます。なのでカップ付きのパターマットは、芯でしっかり打つ練習以外はほとんどできません。
実際のゴルフコースの高速グリーン上で、このパターマットのような急激な上りの先にカップがあることは皆無です。逆に、僕の場合は、この練習によって実際のコースの平坦なラインなどで強すぎるタッチになるというデメリットすらありました。
平坦なパターマットはグッズを併用できるので万能
平坦なパターマットは広さは選べるけど、結局カップが無いので練習がつまらないのでは?という意見もあると思います。僕も実際そう思っていました。ですが、これは様々なグッズを併用することで解決できます。それらのグッズについては後ほど練習方法と合わせてご紹介します。ちなみに平坦なパターマットであれば、部屋のサイズに収まる範囲内で広ければ広いほど良いと僕は思います。
上記のスーパーベント90cm×5mは僕も使っているのですが、サイズも様々で品質もとても良くておすすめです。
それでは、さっそく先ほど紹介したグッズを併用した練習方法を紹介していきます。
パター練習が楽しくてやめられなくなる方法
スーパーベントパターマットと様々なグッズを併用した練習方法を3つほど紹介します。いずれも、僕が普段やっている練習方法です。実際にパター練習が楽しすぎてTVなど見ながら、気づけば1時間以上経過しています。それではご紹介します。
と、その前に、自宅と実際のグリーン上での自分の背丈を合わせるために、なるべくゴルフシューズに近い高さのスリッパなどをご用意ください。僕のおすすめは健康サンダルです。健康サンダルはそれなりにヒールが高いものが多いからです。それでは本題に戻ります。
実践より30%ぐらい難しい中距離パター練習方法
スーパーベントなどの平坦なパターマットと「上手くなるカップ」というカップを2個利用します。カップを2個置く理由は、行ったり来たりしながら練習できるからです。もっとも実践に近く楽しく練習できる方法がこれです。
このカップは、本物よりもパッティングより20%〜40%難しい設計になっていてます。順回転していて、カップのど真ん中で、40cmほどオーバーするような強さのボールを打てないと入りません。
つまり、この練習だけでパッティングにおいて重要と言われる、「スピン、方向性、強さ」の3大要素が全て詰まった練習ができるのです。実際に僕もこの練習をメインでやっているのですが、「スピン、方向性、強さ」の3大要素が全て完璧なストロークを毎回するのは難しく、なかなか連続ではカップインできません。これで連続カップイン出来るようになると、実際のコースでのカップは簡単に感じます。
2mでの壁ドンを極めるパター練習
先ほどの「上手くなるカップ」をまた使います。今回は1個だけ使って、スーパーベントパターマットの真ん中にカップ配置します。僕の場合5mのスーパーベントを使っているので、ちょうど2mぐらいの練習ができます。これで両サイドからひたすらボールを打ちまくります。
このパター練習は、2mのショートパットの再現性を高めるための練習なので、何連続カップイン出来るかをカウントしながらやると、自信もつきますし時間を忘れてとても楽しく練習できます。2mの自信がつくとアプローチやロングパットの1パット目などがかなり楽になります。
超ロングパットの練習の壁打ちパター
壁打ちと聞くと、テニスや卓球の壁打ちを思い浮かべる方も多いと思います。それと同じで、スーパーベントとコンクリートブロックを使って超ロングパットの練習をします。
コンクリートブロックについては、ホームセンターで1個100円くらいであるのでそれを使います。それをマットの端に並べて、逆サイドからコンクリートブロックに強打して、自分のところに戻ってくる練習をします。
はっきり言って、かなり強打するので、ブロックに当てる技術が無いと少し危険です。ですが、ロングパットでもしっかり芯にヒットして、かつ真っ直ぐ狙ったところに打ち出す技術を習得できます。
3パットを減らすには距離感に磨きをかける練習をしよう
ゴルフのラウンドでの3パットの原因のほとんどが、1パット目の距離感ミス(ミスヒット含む)によるものが多いのではないでしょうか?1パット目が大オーバーもしくは、大ショートが原因で2パット目が2m以上残ってしまい、それを外して3パットというパターンです。
つまり3パットの最大の原因は1パット目の距離感ミスで、3パットを撲滅するには、1パット目の距離感に磨きをかけることが最重要です。そこで、自宅でできる距離感に磨きをかける練習方法として、僕がやっているのがパターマット上にコインを5枚ほど撒き散らしそのコインのできるだけ近くにボールを止める練習です。
毎回違うターゲットを狙うので方向性の練習にもなりますが、距離感が正しいかを重視して練習します。この練習をすることで、自分なりの距離感の出し方を発見することができると思います。
例えば僕の場合は、以下のことを発見できました。一般的なゴルフ雑誌などには、バックスイングの振り幅で距離感を調整するなどと書かれているものが多いです。しかし、僕の場合、バックスイングで距離感を合わせようとすると、インパクトにばらつきが出てしまい距離感が全く合いませんでした。そこで、バックスイングは無意識にして、逆にフォローの振り幅(ヘッドをどこまで出すか)を意識してみたところバッチリこれがはまり、距離感だけでなく転がりも方向性も全て良くなりました。
といったように、最終的には自分なりにパットに自信が持てる方法を発見できると、ラウンドでのパターがすごく楽しくなり、圧倒的にスコアがよくなります。
長くなりましたが、言いたいことはただ1つで、パターは奥が深いですが、まずはパターを極めることがスコアアップの1番の近道だと思います。そのためにはショットばかり練習せず、パッティングを自宅で楽しく毎日コツコツ練習する以外上達の道はありません。 今回は以上です。